
日本人と結婚して20年前から神戸で生活しはじめたタイ人の奥さんメイティンさんは、はじめて愛娘と行った日本の子供図書館で見つけた日本の絵本の美しさに心うたれ、また図書館の本を汚さず、静かに閲覧する日本人の子供の図書館でのマナーに感動されました。いつの日か日本の絵本を集め日本にあるような子供図書館を生まれ故郷のタイ北部の町、ランパンに開設し、日本の絵本と図書館のマナーを伝えたいとの夢が昨年朝日新聞神戸版で取り上げられ、その夢に賛同した友人のI夫妻から昨年、日本帰国の際、彼女を紹介され、日本人以上に日本の文化、教育に理解ある彼女の絵本集めのお手伝いをと、
メールにて友人、知人にお願いさせていただいたところ早速、大勢の皆さんの賛同とご協力をいただき、絵本の冊数も昨年末までに目標の1000冊に達成したとの連絡がありました。
昨年のメール発信以来、個人で家庭にあった絵本を直接彼女に連絡を取ってお送りしたいただいた方々、幼稚園、小学校、中学校のPTAに呼びかけていただいたり。地方の情報誌、教会のHPに掲載していただた方々、直接、チェンマイ旅行の際にグループで絵本をたくさんお持ちいただいた方・・・・・本当に暖かいうねりのような日本代表の皆さんの善意に感動しました。
メイティンさんは20年かけて、団地の自宅で近所の子供たちを集めての英語の塾をやってこつこつと貯めた全貯金を投じてこの夢を実現ようとしています。メイティンさんが子供たちに教えようとしたのは英語そのものではなく、挨拶の仕方、言葉使いなど本来なら各家庭でやらなければならないことから教えはじめています。また近所のコンビニの前でヤンキー座りでたむろしている少年たちにも気軽に声をかけて家に連れてきて相談相手にもなっています。その話を彼女から聞いたとき、そんなことを外人のタイ人の奥さんがひとりでやっていることに
驚きを禁じえませんでした。
図書館は本来ならば昨年末、竣工の予定でしたが、そこは何事もマイペンライ(気にしない・・気にしない)のタイ国、
昨年4月のお坊さんのお払いの後、工事は始まりましたが、あいにくの雨季の豪雨続き、工事はお天気まかせになり、遅れ遅れで越年。想定外の問題であった本の運送費用10万円もメイティンさんが近所のおばあちゃんからもらった着物のハギレでお地蔵さんのマスコット人形を作り、一つ500円で近所の人、友人知人にすでに150個買ってもらい目処がついてきたとのこと、ビニールカバーの装丁も終え空輸をはじめました。
チェンマイから南へ120KMの地方都市ランパンに構想20年、日タイ友好の結晶の日本絵本図書館もついに開館のセレモニーが9月3日に行われることなり、メイティンさんもタイへ帰国されこの晴れの日を迎えられるとの連絡をいただきました。
そして、メイティンさんからのメッセージでご協力いただいた皆さんへあらためてお礼申し上たいとのこと。
機会があれば是非、この日タイ友好の夢の図書館を訪問してあげてください。
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大宅 一裕
(おおたく かずひろ)
1949年
京都生れ(街頭テレビの力道山の空手チョップに街は熱狂していた)
1968年
神戸六甲学院高校卒業 (裸で便所掃除のスパルタ教育)
1969年
上智大学外国語学部入学(キャンパスにはシュプレヒコールが響き、街には藤圭子の歌が流れていた)
1973年
大手百貨店入社(婦人服部に配属も連日返品作業、催事場での呼び込みの毎日)
1982年
百貨店の海外開店のためファッション担当としてシンガポール出向駐在(~1986年)
(仕入れのため世界各国へ出張し、海外とりわけアジアの魅力にズッポリとはまる)
1987年
百貨店退職後、香港にてGardex Internatinal 設立
香港を基点にヨーロッパ、アジアでのファッションビジネスに携わる
2000年
タイ、チェンマイにて会社設立、旅行業、ファッション、雑貨、食品貿易業のかたわらチェンマイ郊外のプーディン小学校との交流、支援を継続中