
今年のNYは日本以上の酷暑とか、毎日NYのホットな情報満載の綛谷(かせたに)氏のブログ まさきのNY日暮らし日記から日本でおなじみの小売店のNYレポートを転載します。
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<TOWER RECORD>

タワーレコードが今月22日までに、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したそうです。
今後は、身売り先を探し、経営再建を目指すし、店舗の営業は続けということらしいです。
1960年に、カリフォルニア州サクラメントで誕生したタワーレコード。
タワーシアターという映画館の1階でレコード販売を始めたことからその名がついたそうです。
その後、'68年にサンフランシスコ、'70年にはハリウッドのサンセットストリップにタワーの旗艦店をオープンさせ、カリフォルニアの音楽シーンのリーダーとしてアメリカで一躍脚光を浴びるようになりました。
しかし現在では、iPodをはじめとする有料音楽配信市場が急拡大したため、タワーレコードのCD販売が低迷してしまっています。
それが今回の破産申告の大きな要因のようです。
確かに、マンハッタンでも、新しくオープンしたアップルストアは連日お客さんで溢れかえっていますが、タワーレコードでは、いい意味でゆったり、のんびり、悪く言えば「閑古鳥が鳴いている」状態です。
タワーレコード、、、今から8年前、ちょうど私がNYに初赴任した年のことです。
当時の事務所の先輩は大の音楽好き、とくにJazzに造詣が深かったんです。
集めていたレコードの数は半端じゃなく、2LDKのアパートの一部屋はレコードで埋まっていました、これ大げさじゃなく本当の話です。それと、弾きもしないのにスタンドピアノも置いてありました。
ある夜、Blue Noteへ一緒に出かけました。 確か出演者は、セルジオ・メンデス&ブラジル66でした。
その帰り、タワーレコードへ連れて行かれ、、、彼はそこのレコードコーナーの床の上に腰を下ろすと一心不乱に選び始めました。
そうすること約30分、手提げバッグ4つに詰め込まれたレコードが目の前に置かれました。
そうです、レコードの運び屋として、私はそこに連れて行かれたのでした。
NYに来て初めてのタワーレコード訪問記でした。
しかし、どんどんアナログ的な要素が世の中から消えてしまっていきますね、、、。
本当にこれでいいんでしょうか?
<ユニクロ::UNIQLO>

今秋10月、3,300㎡のユニクロのNY旗艦店がSOHOにオープンします。
NJのモール、そしてSOHOで試験的に展開していたのですが、満を持して、、、。
宣伝広告にはかなり力が入っています。
マンハッタンを走るイエローキャブの屋根の広告、そしてビルに貼り付けられたビルボードは白地に赤の四角形、白と赤、、、日の丸を意識したんでしょうかね。
Webサイトを開けると、この宣伝広告を担当しているチームのことが載っています。
私も名前を知っている超有名なアートディレクターも名を連ねていて、会社としてかなり力が入っているのがわかります。
この間、新聞に載っていたのですが、アメリカのカジュアル市場、AbercrombieグループとAmerican Eagle Outfittersが快進撃を続けています。
どちらもコンセプトは同じで、若い学生を中心とした層、そういったマインドを持つ層(たとえ40歳でも46歳でもいいんです!! )をターゲットにしています。
Tシャツ、ポロシャツ、デニム、カーキパンツが主力商品です。
ユニクロが、現在、SOHOの仮店舗で展開している商品群もまたこれらと同じです。
先日、カーゴパンツを買おうと思い立ち、まずユニクロに立ち寄りました。
その中の1点を試着してみたのですが、どうもしっくりこない、、、。
そこで今度は、Union Square のAMERICAN Eagleへ行き、、、結局そこで買いました。
ユニクロのは、一言で言えば「どこか硬い」のです。
カーゴパンツ、少し「だらしない」ほうがいいと思うんですが、きっちりしすぎている気がします。
そう思って全体を見てみれば、なるほどきっちりしている。
いわゆる「日本人のカジュアルフライデー」にはうまくマッチするとは思うのですが、ここNYではどうかなって思うのです。
Gapグループが苦戦を強いられているなか、よく似たテーストのユニクロ、どうするんでしょうか。
この宣伝広告担当チームをはじめ、デザイン・商品企画チームにもファッション界をリードしている人たちを起用しているという話も聞きました。
ちょうどユニクロが開店する場所は、H&Mがあったところ、、、H&Mは低価格とファッション性で勝負しているスウェーデン生まれの店、”disporsal fashion”、そう「使い捨てファッション」の店です。
10月、どれだけ今と違ったテーストの商品が店頭に並ぶのか、とても興味があります
NYの街で毎朝配られているフリーペーパー、”am New York”の第一面と最終面を飾っているのがスターバックスの広告です。
NYの異常熱波からの退避に一役買おう!!っていうわけで、今日の午後1時から3時まで、全てのスタバの店でアイスコーヒーとアイスラテをFreeで配るんです。
今日は、昨日よりも少しはましな暑さ、それでも外を歩くのは危険ですよね、、、。
街角のキオスクで売られている新聞には“Melting Pot”の大きな見出し、、、”Burning Frying Pan”のほうがピッタリくるんじゃないでしょうかね。
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大宅 一裕
(おおたく かずひろ)
1949年
京都生れ(街頭テレビの力道山の空手チョップに街は熱狂していた)
1968年
神戸六甲学院高校卒業 (裸で便所掃除のスパルタ教育)
1969年
上智大学外国語学部入学(キャンパスにはシュプレヒコールが響き、街には藤圭子の歌が流れていた)
1973年
大手百貨店入社(婦人服部に配属も連日返品作業、催事場での呼び込みの毎日)
1982年
百貨店の海外開店のためファッション担当としてシンガポール出向駐在(~1986年)
(仕入れのため世界各国へ出張し、海外とりわけアジアの魅力にズッポリとはまる)
1987年
百貨店退職後、香港にてGardex Internatinal 設立
香港を基点にヨーロッパ、アジアでのファッションビジネスに携わる
2000年
タイ、チェンマイにて会社設立、旅行業、ファッション、雑貨、食品貿易業のかたわらチェンマイ郊外のプーディン小学校との交流、支援を継続中