STAR of ANCHORWAT

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上智大学OBの皆さんたちと2年振りに訪れたアンコールワット、シエムリアップの街は様変わりしていました。空港ビルはフランスの援助でトロピカル風の瀟洒なたたずまいに変貌し、街の通りには車の数が増え信号機が3箇所も設置され、5年前までは数軒しかなかったインターナショナルホテルが今や50軒にもなり,世界各国からの観光客数もうなぎのぼりで年間100万人を突破したとか・・

ここアンコールワットに上智大学が石澤学長を中心に1996年から遺跡の修復と発掘を通してカンボジア人の考古学者、建築家、石工の人材養成するグループが日夜活動中です。1960年代、石澤先生はこのアンコール遺跡を訪れその壮大な遺産に魅了され、カンボジア人の手によって修復を試みようとする若き研究者たちといっしょこの遺跡の研究を決意されたとか、その熱き志も70年代のカンボジア国内の内戦によって中断され、内戦後80年代になって戻ったアンコールワットは戦火で銃痕も生々しく、国中に地雷が残り、いっしょに研究をと思っていた仲間のカンボジア人の学者たちはほとんどは戦死してしまっていました。石澤先生は彼等の遺志を継ぐべく、、アンコールワットの研究、発掘、修復を通してカンボジアの若者の考古学者、建築家の育成のためにシェムリアップに設立されたのが<上智大学アジア人材養成研究センター> です。

そのソフィアミッションのひとつがアンコールワットへ通ずる300mの参道の西側の修復作業。千葉県の石職人の小杉さん(80歳)が中心となり10年前からボランティアで遺跡近所の村のカンボジア人の若者たちを日本に呼んで研修させたり、自ら現場で言葉の壁を乗り越えて技術指導し、クメール時代にもすでにあった数百kgもの石を紙1枚も通さないくらいの間隔で敷き詰めていくという日本の伝統の匠の技を伝授しながら目下60名の現地作業員といっしょに修復作業をされています。
修復方法はコンクリートや接着剤を使わず、あくまで1000年前のクメールの工法に従い、まずは土を固めその上にラテライトの石を敷き、さらにその上に丁寧に研磨した砂岩の敷石を敷いていくという気の遠くなるような緻密で手間をかけた工法で進められています。

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もうひとつのミッションは10年以上前からの発掘作業の過程でアンコールワットの近くのパンテアイ クディで2001年に発見された歴史的遺跡の発掘作業。すでに274体もの貴重な仏像が発掘され、イオングループからの寄付のもと来年には、この遺跡博物館が完成とのこと。
研修センターには発掘された貴重な仏像がところ狭しと保管されてあり、ここに常駐されている上智大学の修士課程の安部千依さんと日本留学経験のあるグティさんから、修復と発掘の状況の説明を受け、このアンコールワットでの活動を通して、カンボジアの人たちが長い内戦の悪夢から立ち上がり、1000年前の輝かしいクメール文化の誇りをとり戻すことを支援活動する地道な日本人たちの活動に深く心を打たれ、日本を遥かはなれたここカンボジアの熱帯雨林のジャングルの町にも、国際交流にひたむきに青春をかけるまたひとりの
日本人の地上の星を発見した思いで研究センターを後にしました.

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ソフィア A.JPG


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世界からの便り

主宰者プロフィール

ガチャマンダオーナー

大宅 一裕
(おおたく かずひろ)

1949年
京都生れ(街頭テレビの力道山の空手チョップに街は熱狂していた)

1968年
神戸六甲学院高校卒業 (裸で便所掃除のスパルタ教育)

1969年
上智大学外国語学部入学(キャンパスにはシュプレヒコールが響き、街には藤圭子の歌が流れていた)

1973年
大手百貨店入社(婦人服部に配属も連日返品作業、催事場での呼び込みの毎日)

1982年
百貨店の海外開店のためファッション担当としてシンガポール出向駐在(~1986年)
(仕入れのため世界各国へ出張し、海外とりわけアジアの魅力にズッポリとはまる)

1987年
百貨店退職後、香港にてGardex Internatinal 設立
香港を基点にヨーロッパ、アジアでのファッションビジネスに携わる

2000年
タイ、チェンマイにて会社設立、旅行業、ファッション、雑貨、食品貿易業のかたわらチェンマイ郊外のプーディン小学校との交流、支援を継続中