芦屋からの賓客

関西の高級住宅地といわれている<芦屋>で僕は10歳から19歳の間
世にいわれる<芦屋のぼんぼん>たちに囲まれて非ボンボン的少年時代を過ごしました。

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19歳の時の父親の急死で一家は芦屋からの転居を余儀なくされ今まで以上の貧乏生活に突入しその金欠基調の人生は今にいたるまで継続しています。
芦屋からの転居以来、故郷芦屋との関わりはそのまま途絶えてしまっていましたが、今年初めタイでの絵本図書館開設にご協力いただいたT夫人から芦屋国際交流協会(ACA)の皆様をご紹介いただき5月日本帰国の際、ACA事務局でチェンマイの山里のプーディン小学校での活動をお話しさせていただく機会で是非とものチェンマイご来訪をお願いしたところ、話しはとんとん拍子に進展し、この度 稲鍵会長夫妻はじめ10名の役員のかたがたにプーディン小学校を訪問していただくことになりました。

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時はおりしも、秋最大のセレモニーロイカトンの日、学校では生徒たちのロイカトンの演奏と踊り、そして父兄が前々日から作った祭りの日に水に流す花灯篭カトンが全員に献上され、熱烈歓迎式典で迎えられました。

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またACAの森女史がわざわざ日本からお持ちいただいた平安時代の狩衣をまとっての厳かな笙の演奏をご披露いただき、初めて聴く妙なる調べは先生、父兄、生徒たちの大喝采を受けました。

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式典の後、校庭に出て、各人が思い思いの願いを書いて紙気球を秋空高く飛ばしました。

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人生巡り巡っての今回の故郷芦屋との奇縁、とても故郷に錦は飾ることはできないしがない人生でしたが、今回チェンマイの山里に故郷芦屋との友好交流の一粒の種が蒔かれたような気がする感慨深い1日でした。

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投稿者: otaku 日時: 15:38 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

ミャンマーの輝き

チェンマイ市内を南北の流れるピン川沿いのChareonrat 通りは最近新たにギャラリー、カフェ、ブテッックホテルなどがオープンして人気のスポットになりつつあります。

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その中のひとつ1ヶ月前に開店した、SUVANNABHUMI(黄金の大地)アート ギャラリー 店の前には<MYANMER>と大きな表示、中に入りオーナーのビルマ人のMar Mar女史としばし立ち話し、彼女もともとはミャンマー(ビルマ)の古都マンダレーの出身、15年前から国内の有能な画学生を支援し彼等の作品の収集を始め、7年前故あってチェンマイに移住、その際ミャンマー軍事政府からは違法とされていた作品を含め収集していた絵画数百点をすべて額装をはずしロールにして野菜の籠に入れてタイ、ビルマ国境のメイサイの橋を通ってチェンマイまでの搬送に成功(まるで大列車作戦)

今年のチェンマイ大学美術館で開催された展示会を機にここChareonrat通りに住居兼の家屋を借り受けギャラリー開業。

軍事政権下の逆境の下で創作されたVIVIDに輝く展示作品の数々にしばし見入ってしまいます。

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最後にMar Mar女史に撮影をお願いしたところ快諾、ちょっと待ってとセッティングに奥から持ち出してきたのが禁断のミャンマーのジャンヌダルク アウンサンスーチー女史像作品2点、その側に微笑みながらも凛と立つ彼女の姿からも母国自由化の願いがひしひしと伝わってきました。 

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 I will support Liberty of Myanmar, too ! の言葉を残して新装ギャラリーを後にしました。

投稿者: otaku 日時: 11:26 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

アンコールワットに想う

去る11月1日~4日上智大学卒業生の皆様+友人グループ総勢34名メンバーで僕自身としては3度目のアンコールワットツアーに参加させていただきました。
とりわけ今年は上智大学が石澤学長の指導のもとで11年前から修復に取り組んできた アンコールワット西参道修復完成の記念式典同じく上智大学アジア人材育成センターがバンティアイン・クディ寺院で発掘した274体の仏像をを展示するためにイオングループが1億3000万円を拠出して建設された<シアヌークイオン博物館>のカンボジア政府引渡し式典の諸行事とも時期を同じくし、日本政府、母校の今なお続けられている価値のある復興協力の成果も頼もしく誇らしい思いで拝見する機会にも恵まれました。

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悠久のクメール文明の超傑作アンコールワットを訪れる度に700年前にすでに成熟していた宇宙観、都市計画様式、建築技法を通して当時のクメールの人たちの宗教に裏打ちされた底知れる偉大な文明の栄華が今もなお伝わってきます。

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年々歳々、この地を訪れる観光客は増加し、空港も新装され、高級ホテル、レストラン、土産物屋の数も増え続けこの地が稼ぎ出す観光収入はカンボジア政府にとってもドル箱となり、内戦とその後の地雷の被害で近代化の立ち遅れたこの国にとってもアンコールワットの観光促進はかけがえのない収入源となっているようです。
世界各国からも遺跡修復のみならず、カンボジアの復興のため援助は今なお続けられていますが、立ち並ぶ超高級ホテルとは対照的にちょっと郊外の民家は今なお貧しく電気もない生活を送っています。

アジアを旅しているとその経済発展の光と陰に接します、経済格差などという簡単な言葉でかたずけれないその陰の世界にアジアの陰街道を歩んできた僕はどうしても目が向いてしまいます。


国の復興のために不可欠な学校教育のためカンボジア各地に寄贈される小学校、今回遺跡巡りの途中でも何校かの前を通りましたが、どの学校でも生徒たちが裸足で校庭で遊んでいます。ガイドのHO君は今は丁度休み時間だと言っていましたが、よくよく聞いてみると今まで義務教育が普及していなかったため先生の数が極端に不足し、授業もままらないとのこと、日本のNPOが寄贈した学校の中でも教師不足のため授業が維持できず廃校に追い込まれた学校がすでに何校もあるとのこと・・

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ところかわってここチェンマイ、街の中央を走るピン川沿い裏通りにある人気の屋台のアウトレットショップ、海外からの衣料品、靴などが破格値で販売され地元タイ人のみならず外国観光客にも密かな人気を呼んでいるとか、しかし驚くことに、ここで販売されている商品(?)はすべてカンボジアから運んできたカンボジア政府への世界各国からの援助物資、タイ、カンボジア国境のタケオの街では援助物資を売買する闇市が定期的に立つとか・・・

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(インド津波の際のプーケットへの援助物資のように高額品はその前に何者かによって抜き取られてしまっていますが)

善意の提供も人ならば善意の悪用も人の世の常なのでしょうか??

曽野綾子女史が常々、主張されているように「援助金、物資は直接受益者に手渡さない限り信用しちゃあだめよ」のお言葉をあらためて思い出しています。

ちなみに今回、アンコールツァー参加の皆様から寄贈いただきました文房具はチェンマイツァー参加の皆様と先日、直接プーディン小学校へ無事お届けいたしました

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投稿者: otaku 日時: 14:25 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年11月27日更新! 世界からの便り

主宰者プロフィール

ガチャマンダオーナー

大宅 一裕
(おおたく かずひろ)

1949年
京都生れ(街頭テレビの力道山の空手チョップに街は熱狂していた)

1968年
神戸六甲学院高校卒業 (裸で便所掃除のスパルタ教育)

1969年
上智大学外国語学部入学(キャンパスにはシュプレヒコールが響き、街には藤圭子の歌が流れていた)

1973年
大手百貨店入社(婦人服部に配属も連日返品作業、催事場での呼び込みの毎日)

1982年
百貨店の海外開店のためファッション担当としてシンガポール出向駐在(~1986年)
(仕入れのため世界各国へ出張し、海外とりわけアジアの魅力にズッポリとはまる)

1987年
百貨店退職後、香港にてGardex Internatinal 設立
香港を基点にヨーロッパ、アジアでのファッションビジネスに携わる

2000年
タイ、チェンマイにて会社設立、旅行業、ファッション、雑貨、食品貿易業のかたわらチェンマイ郊外のプーディン小学校との交流、支援を継続中